ローコスト建築に向くインテリア

ローコスト建築とインテリアの関係性

ローコスト建築におけるインテリア選びは、コストを抑えつつも快適性と機能性を兼ね備えた空間を作るために重要です。とりわけ事務所や倉庫といった商業用施設のインテリアは、それらに加えて、シンプルでありながらも個性的なデザインが求められます。軽量鉄骨構造を採用した建築では、オープンな空間を活かしたレイアウトが可能であることから、インテリアにおけるデザインの自由度が高まります。

機能性を重視したインテリアの選択

事務所や倉庫などでのローコスト建築には、耐久性がありメンテナンスが簡単な素材が適しています。たとえば、内部床は耐摩耗性の高い塩ビシートや、水回りにはクッションフロアを選ぶことで、長期的なコスト削減が期待できます。また、壁材はLGS下地+石膏ボードにビニルクロス材を使用することで、事務所としては作業環境の良い環境になると思います。また断熱材はグラスウールを外回りの内壁及び最上階の天井に敷き詰めます。

さらに、家具や備品においてもシンプルなモジュール式(汎用性が高いデザインやサイズ)が効果的です。これにより、用途の変更やレイアウトの再構築が容易になり、スペースの有効活用が可能となります。

法改正による省エネルギー申請

ローコスト建築においては、環境に配慮したインテリアデザインを取り入れることで、初期投資を抑えつつ、ランニングコストを削減できます。たとえば、自然光を最大限に活用するための窓配置や、エネルギー効率の高いLED照明の導入が挙げられます。本年の4月から建築物省エネ法が改正され今までは300平方メートル以上の建物が申請対象だったものが、面積規模に関係なく必要になります。こういった事から、今まで以上に省エネルギーに配慮した設計、仕様にする必要があります。

インテリアの美観と実用性のバランス

ローコスト建築でも、デザイン性を犠牲にする必要はありません。モダンなデザインやミニマリストスタイルのインテリアは、比較的低コストで実現可能です。例えば、塗装の色やアクセントとして使用する壁紙を工夫するだけで、シンプルな空間にも個性を持たせることができます。

下村技研 社長室

(S邸 社長室)

ローコスト建築では、インテリアの選び方がコスト削減や快適性の確保に直結します。シンプルかつ機能的なデザインを取り入れることで、限られた予算内でも高品質な空間を実現することが可能です。